今回の月例作品を見ると、どの様なフィルターで、そのモチーフに効果があるか、各種のフィルターで試し撮りをして、その中から作品を発表したと思える様子が感じられました。

この方法で作品を発表された方は、今後必ず良い方向へ進まれると思います。

当初からFTCの月例会は、会員同士が作品を競い合うことではなく、発表した作品に対してフィルターワークが的確であったか、撮影するモチーフに対して、どのようにイメージをイメージを膨らませれば良いか、どのフィルターを使うか等、主題に使ったフィルターは適切か、あるいはこの使い方で良いかを学ぶ為の、作品発表の定例会です。

従って、この趣旨に合った作品を重点に月例会で映写したノミネート作品を選考しています。

最終審査で、改めてそのノミネート作品を見ると、状況（フィルター未使用）作品より以上良い作品であることに気付かされます。

24年の月例会は残り2回となりますが、残りの月例会もこの趣旨に適した作品を是非、発表して頂きたいと思います。